主役不在の第84回 東京優駿
競馬の祭典、日本ダービーが近づいてきた。
今回はいつものリンクレースではなく出走構成という視点で考察してみようと思います。
今年の東京優駿は今までにない出走構成が示されている。それは
【皐月賞1番人気馬不在】
これは1986年以来となる。1986年の皐月賞と東京優駿、そして今年の皐月賞の結果を振り返る。
皐月賞・1986(21頭)
01着[8]⑲ダイナコスモス 牡3・57.0 岡部幸雄 /澤峰次 05人気
02着[6]⑬フレッシュボイス 牡3・57.0 田原成貴 /境直行 04人気
07着[4]⑨ダイシンフブキ 牡3・57.0 菅原泰夫 /柴田寛 01人気★
★=無敗
東京優駿・1986(23頭)
01着[3]⑥ダイナガリバー 牡3・57.0 増沢末夫 /松山吉三郎 03人気
02着[2]④グランパズドリーム 牡3・57.0 田原成貴 /栗田博憲 14人気
皐月賞・2017(18頭)
01着[6]⑪アルアイン 牡3・57.0 松山弘平 /池江泰寿 09人気
02着[4]⑦ぺルシアンナイト 牡3・57.0 Mデムーロ/池江泰寿 04人気
07着[4]⑧ファンディーナ 牝3・55.0 岩田康誠 /高野友和 01人気★
★=無敗
この結果から以下のような見方ができると思う。
〇1986年の皐月賞2着馬の戦歴(毎日杯勝利歴)が2017年の皐月賞馬の戦歴に引き継がれた。
(同様に1986年の東京優駿2着馬の戦歴が2017年の東京優駿に引き継がれると想定)
〇皐月賞2着騎手が東京優駿でも2着になった。
今年の東京優駿で上記の条件を満たす馬が1頭いる。
アドミラブルに連対候補のサインが
出ている。